台風に代表される強風の影響で屋根や外壁が被災した場合、被災した部分の修理費用が保険会社から支払われます。雪や風の影響によって損害保険会社から支払われる保険金を利用して屋根の修理をおこなう人が年々増えています。
被災した、または被災したと思われることに気づいたらまず、以下の手順で修理を行いましょう。
住宅にとって屋根はものすごく重要なところになりますので、気になるところがあれば修理しなければいけないところかもしれませんが、保険金の金額ばかり気にしてしまって屋根の修理自体がいい加減になっては全く意味がありません。何度も修理しなければいけなくなってしまいます。
最も重要なことは質の高い屋根工事をおこなうことです。つまり、屋根の修理業者選びはかなり重要になってきます。
なかには「修理代金は全額保険でなおります」と屋根も見ずに電話をかけてくる業者も存在します。これは嘘です。
いろいろな被災のケースがありますが、保険屋さんの判断、審査もあります。
請求した金額が必ず満額降りるとは限らないということはご理解ください。
「自己負担〇円です」などと電話をしてくる業者は信用できません。
実際に屋根に登ってみないと何もわからないからです。多少お時間を割いてでも実際に登って見て、現地調査をしてからじゃないと何もわかりません。
その結果、自己負担が〇円というケースはもちろんあります。業者選びで注意したいところは・・・
もし保険金が支払われたのであれば、その保険金を「葺き替え工事や屋根カバー工法などの全面改修費用の一部として活用」することを強くおすすめします。
自己負担が避けられませんが、被災したことをきっかけにして、長く安心できる一回で済ませられる屋根工事をおこなうことを心掛けていただきたいと思います。